シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)の症状と原因、セルフケア方法
シンスプリントとは?
シンスプリントは走ることが多い運動などをしている人に多くみられ、走ったり、ジャンプをしたときなどに脛骨(すね)の内側に痛みが発生します。
脛骨(すね)のまわりにある骨膜が繰り返される牽引ストレスによって炎症を起こし、すねの骨の内側の中央から下方1/3にかけて痛みが出ます。
使いすぎによる「オーバーユース症候群」といわれるものの一つで走る、ジャンプなどの運動を繰り返し行っていると発症しやすいと言われています。
運動をやめて休むことや超音波治療で痛みは改善してきますが、練習を再開すると再発を繰り返すケースが多いといわれています。そのため原因となる要因を取り除くことや日常でのセルフケアが大切です。
発生の要因
セルフケアのポイント
※注意
実施していて痛みが強い、実施した後に痛みが強くなる場合は無理をしないで、
できるものからやっていきましょう。
また、不安に思うことやわからないことがある場合は医師や理学療法士に気軽に相談してください。
①スネの内側のマッサージ
②スネの前面、後面のマッサージ
③下肢外側のストレッチ(figure-4エクササイズ)
④足裏マッサージ+グーパー運動
⑤指入れグーパー運動
⑥スクワット
参考)
日本整形外科スポーツ医学会『スポーツ損傷シリーズ15 シンスプリント(PDF)』
鈴川 仁人『スポーツリハビリテーションの臨床』メディカル・サイエンス・インターナショナル